レシートがたまるのは、行き先が無いとき

レシートがたまるのは、受け取ったあとの行き先が、決まっていないときです。つけたあとに残すのか、手放すのかが決まっていないと、とりあえず取っておく1枚が増えていきます。

取っておいた紙は、あとで見返すつもりでも、見返す日が決まっていないと、そのまま重なっていきやすくなります。重なった束を前にすると、どの1枚をもうつけたのか、見分けにくくなることもあります。見分けがつかないと、同じ買い物を2度つけたり、つけずに残したりすることもあります。受け取る数は、外へ出る用事が多い日や、買い物の多い週ほど増えていきます。

この記事では、レシートを、家計簿をつけるための材料として扱います。材料として使い終えたあとは、その紙の多くに、手元に置いておく理由がなくなります。残すか手放すかを、受け取るたびに考え直さずに済むように、通る場所と残す場合を、先に決めておきます。

つけたら手放す、レシートの流れ

レシートの整理は、1枚が通る場所を3つに決めておくと、迷いにくくなります。財布の中、つける場所、そして、つけ終えたあとに分けるところです。この記事では、つけ終えたレシートを手元に残さないことを、手放すと呼びます。どの場所にも、置いてよい分を先に決めておきます。

財布の中は、その日の分だけ

財布の中に置くのは、その日に受け取ったレシートだけです。昨日までの紙が残っていると、新しい1枚とまざり、どれをつけたかが分かりにくくなります。財布を開くたびに目に入る紙が、その日の分だけなら、つけ残しにも気づきやすくなります。

買い物のたびに、受け取った1枚は、財布の決まった所に入れます。お札と同じ所に重ねるより、入れる所を1つ分けておくと、出すときに迷いません。週末の買い出しのように、受け取る数が多い日も、入れる所は同じにしておきます。財布に入りきらない日は、持ち帰ってすぐに、つける場所へ出しておきます。紙を受け取らなかった支払いの扱いは、レシートが無い支出の書き方でまとめます。

次の場所へ進むのは、その日のうちに、財布から出した分です。

つける場所に、1日の分を出す

家計簿をつけるときは、その日の分を、財布からまとめて出して、決まった場所に置きます。机の上の一角など、毎回同じ場所にしておくと、出したかどうかがひと目で分かります。出した紙は、受け取った順に重ねておくと、上から1枚ずつつけていけます。出した分を全部つけ終えるまでは、つける場所から動かさずにおきます。

つける時刻は、毎日ある行動のあとにそろえると、レシートが財布にたまりにくくなります。その日のうちにつけられない日は、つける場所に出すところまでにしておく形もあります。出してさえあれば、次につけるときに、どこから始めるかがすぐに分かります。つける合図の決め方は、家計簿が続かない人向けの続けるコツ ― ざっくりつけて挫折しない4つの決めごとで紹介しています。

次の場所へ進むのは、家計簿に書き終えた分です。

片手に財布を持ち、もう片方の手でレシートを読む羊のイラスト

つけ終えたら、その場で分ける

書き終えたレシートは、つける場所から動かす前に、残すか手放すかを分けます。あとで分けようとすると、書いた分と書いていない分が、また重なってしまいます。書き終えた紙をつける場所に置いたままにすると、次の日の分とまざることもあります。

残すのは、あとでまとめる3つの場合と、仕事や手続きのために要る分です。それに当たらない分は、その場で捨てます。迷う1枚は、残す側に入れておき、期間の終わりに見直します。名前や番号の一部が載っているものは、読めないようにしてから手放す、と決めておく形もあります。分けるのが、つける場所のすぐ横なら、手を止めずに続けられます。残す側に入れた1枚には、何のために残したのかを、裏に一言書いておくと、見直すときに迷いにくくなります。

ここで、レシートの行き先が決まります。

残すレシートは、3つの場合だけ

残すレシートは、あとで見せたり、確かめたりすることがあるものに絞ります。家計簿に書き終えた金額は、もう記録の中にあるからです。

仕事の精算や、各種の手続きのために残す必要があるレシートは、それぞれの決まりに従ってください。この記事では、その保管期間は扱いません。

残す分は、箱か袋を1つ決めて、そこにだけ入れます。残す場所が1か所なら、あとで探すときも、そこを開けるだけで済みます。時間がたつと文字が薄くなることもあるので、要るところは、家計簿のメモに書き写しておく形もあります。残した分は、期間の終わりに1回だけ見直して、場合に当たらなくなったものを手放します。

レシートが無い支出の書き方

レシートが無い支出も、家計簿には1件として書きます。紙が無いことを、書かない理由にしないためです。紙のある支出だけをつけていると、出ていったお金のうち、書かれない分が残ります。

アルニ家計簿アプリでの、レシートの扱い

アルニの家計簿アプリは、App Store で公開しています。ここで書くのは、この記事のレシートの流れについて、アプリで用意していることです。

つけ終えたレシートを手元に残さなくても、書いた金額は記録としてアプリの中に残ります。

よくある質問

家計簿をつけたあと、レシートは捨ててもいいですか?

家計簿に書き終えた金額は記録の中に残るので、返品や修理の受付で見せることがある買い物、返ってくる前の立て替え、財布の中身と合わない分のほかは、その場で手放す形があります。仕事や手続きのために残す必要があるものは、それぞれの決まりに従ってください。

レシートが無い支出は、家計簿にどう書けばいいですか?

払ったその場で金額と使い道をメモしておき、家計簿をつけるときに1件として書き写します。カードや電子マネーで払った分は、使った履歴を見て、使った日の日付で書きます。

まとめ

要点は3つです。1つ目は、レシートを家計簿をつけるための材料として扱い、財布の中・つける場所・分けるところの3つの場所を通すこと。2つ目は、残すのを、受付で見せることがある買い物・返ってくる前の立て替え・合わない分の3つに絞り、1か所にまとめること。3つ目は、レシートが無い支出も、メモや履歴から1件として書くことです。