休日にダラダラしてしまうときの習慣
この記事で扱うのは、ダラダラした時間ではなく、その日に残す習慣の1つです。その時間は、そのままにしておきます。平日にいくつかの習慣を続けている人も、休日の分は、そのうちの1つだけ決めておけば足ります。
時間が足りない日の続け方は、忙しい日の習慣の続け方で扱っています。休日は、その逆で、時間はあるのに、始める合図がない日です。この記事では、その合図をどう置くかを中心に考えます。
例に使う習慣は、「本を1ページ開く」の1つだけにします。どの本を読むかや、どこまで読むかは、ここでは決めません。休日にもある行動を合図に1つ決めて、そのあとに本を1ページ開く。この記事で決めるのは、それだけです。
休日の習慣で迷いやすい4つの問い
休日の習慣で迷いやすいところを、4つの問いにしました。各問いのすぐ下の太字が、答えです。
1. 休日だけ止まるのはなぜ?
平日の習慣は、平日にしかない行動を、合図にしていることがあるからです。 自分で決めた覚えがなくても、いつも同じ行動のあとに始めていれば、その行動が合図の役をしています。
たとえば、出かける支度のあとに、本を開くと決めているとします。平日なら、支度を終えたところで、本に手が伸びます。支度をしない休日には、その合図が来ません。本を開く順番が、その日だけ、抜け落ちた形になります。
時間がある日は、何から始めるかの順番も、その日ごとに変わりやすくなります。「あとで開こう」と思ったまま、次の「あとで」が続きやすくなります。そういう日は、習慣を思い出す場面も、ほとんどありません。止まったのは合図が来なかったからで、その日の過ごし方を見直す話ではありません。
2. 休日の合図は何にする?
休日にもある行動を、1つだけ選んで合図にします。 着替えたら、本を1ページ開く、という形です。
着替えは、平日にも休日にもある行動です。平日と休日の両方にある行動なら、合図を分けなくて済みます。選ぶのは、休日にも、ほとんど欠かさずにしている行動です。
着替えなかった日は、合図が来ないまま、休日が進みます。そのときは、次の章の「気づいたとき」の形に移ります。
行動のあとに合図を置く考え方は、習慣化のリマインダー通知の使い方の中でも触れています。
3. 休日は多めにやる?
量は、平日と同じか、それより小さくします。 本なら、休日も1ページです。
時間があるからと量を増やすと、取りかかる前に、ためらいが出やすくなります。開く前から、読む量を思い浮かべてしまい、始めるのが先に延びることもあります。
1ページで本を閉じても、その日の分は足りています。多く読みたい日は、平日と同じ1ページを終えてから、続きを読みます。続きは、決めた量に足す分ではなく、読みたいから読む分です。片付けで同じ形になる例は、部屋の片付けを習慣化する方法の5つ目の場面で触れています。
4. 休日はしない日にしてもいい?
前もって決めておくなら、しない日にしてかまいません。 決めずに抜けた日と、決めてしない日は、分けて考えます。決めずに抜けた日のことは、次の章で扱います。
決めるのは、休日になってからではなく、その前です。「この曜日はしない」と、曜日で先に決めておきます。当日に決めようとすると、決めないまま、その日が過ぎやすくなります。曜日で決めてあれば、その曜日が来ても、することを迷いません。
連続の数が気になる人は、習慣化アプリの「ストリーク」が続かない理由も参考になります。
休日がダラダラして終わるとき
休日がこのまま終わりそうだと気づいたら、その日のうちに、いちばん小さい形を1回だけします。この記事の例は、もとから1ページなので、いちばん小さい形も、同じ1ページです。それまで本に触れていない日でも、その日のうちなら、1ページは間に合います。
- その日のうちに、終わりそうだと気づいたとき。 本を開いて、1ページだけ読みます。合図を待たずに、気づいたときを、合図の代わりにします。読んだら本を閉じて、その日の続きに戻ります。
- 気づかないまま、休日が終わったとき。 休日の分を、平日に足しません。次の平日は、いつもの合図から始めます。選んだ合図が合っていたかを、次の休日の前に、1つだけ確かめます。確かめるのは、その行動が、休日にも本当にあったかどうかです。
どちらの休日のあとも、次の休日の合図は、同じものを使えます。
「アルニ」が休日について考えていること
アルニ習慣化アプリでは、次のようにしています。
- 時間や回数の目標は、必要な人だけが使う任意の設定として、平日と休日で、目標値を分けられます。
- 実施する曜日は、任意の設定として、習慣ごとに絞れます。
- 累計は、途中で記録が途切れても、減らない数字にしています。
休日の形を、平日とは別に決めておける、という考え方です。
よくある質問
休日にダラダラしてしまう日も、習慣を続けるにはどうすればいいですか?
休日にもある行動を、合図に1つ決めてみてください。着替えたら本を1ページ開く、という形です。量は、平日と同じか、それより小さくします。ダラダラして過ごす時間は、そのままでかまいません。
休日がダラダラして終わりそうなときは、どうすればいいですか?
その日のうちに気づいたら、いちばん小さい形を1回だけしてみてください。気づかないまま終わった日は、休日の分を平日に足さず、次の平日はいつもの合図から始めます。
まとめ
要点は3つです。1つ目は、休日にダラダラしてしまうときの習慣の続け方として、休日にもある行動を、合図に1つ決めること。2つ目は、量は平日と同じか小さくし、しない日にするなら前もって決めておくこと。3つ目は、休日がダラダラして終わりそうな日は、気づいたときに、いちばん小さい形を1回だけすればよいことです。責めずに、何度でも続きから始めてかまいません。アルニ習慣化アプリも、記録が途切れても、累計が減らないようにしています。
関連ページ: 使い方ガイド(目標と曜日の設定) ・ サポート(累計とストリークの違い)