サブスクは、家計簿の固定費に置く
サブスクは、家計簿では固定費の側に置きます。止める手続きをするまで、次の月も、同じ先へ払いが続くからです。
動画や音楽、アプリの月額のほか、読み放題や、写真などの保存先の月額も、ここに入ります。アプリの中で、そのつど買う物は、サブスクではありません。月額かどうかで分け、そのつどの分は、変動費の「趣味」などに書きます。
一人暮らしを始めたころは、住まいやスマホの契約と一緒に、新しいサブスクを申し込むことがあります。最初の給料日に固定費を書き出すときは、サブスクの行も、同じ場所に並べておきます。
変動費の側に置くと、ほかの買い物と混ざって、毎月決まって出ていく額が見えにくくなります。固定費の側にあれば、給料日に手取りから先に引く額の中に、サブスクの分も入ります。
固定費と変動費を、どう分けるかの全体は、一人暮らしの固定費と変動費の一覧と分け方 ― 家計簿で迷う支出の置き場所で紹介しています。変動費の項目の分け方は、一人暮らしの家計簿の項目一覧と決め方 ― 社会人がざっくり始める7つの項目にまとめています。
項目は「サブスク」1つにまとめる
サブスクの項目名は、「サブスク」を1つだけ作り、契約ごとに1行ずつ並べます。
動画は趣味、保存先は通信のように、中身で分けて置く形もあります。その場合は、サブスクが全部でいくつあるかを、1か所で見られなくなります。見直しのときに一覧で見たいなら、1つの項目にまとめるほうが向いています。
行の名前は、明細に出る表記に、自分が分かる呼び名を添えます。明細の表記だけでは、何の払いなのか、あとで思い出せないことがあるからです。
スマホの料金と一緒に請求されるサブスクは、スマホの行の横に、ひとこと添えておきます。サブスクの分を別の行に分けるか、スマホの行に含めるかは、どちらか一方に決めて、毎月同じ形で書きます。
月払い・年払い・カード払いの書き方
サブスクの書き方は、払う周期と払い方で決め、行の横に「月」「年」「カード」のように添えます。
- 月払い。毎月同じころに、同じ先へ出ていきます。給料日に作る期間の初めに、まとめて書いておきます。
- 年払い。1年に1回、まとまった額が出ていきます。払った月に1回で書くか、月ごとに分けて書くかを、先に決めておきます。
- カード払い。使った日と、口座から出ていく日がずれます。書く日は、サブスクが払われた日と、カードの代金が口座から出る日の、どちらか一方にそろえます。
カード払いの書く日を決めておくのは、同じ払いを、二重に書かないためです。
申し込んだときに試せる期間があったものは、その期間が終わる日を、行の横に書き添えます。払いが始まる月に、一覧の中で見つけやすくなります。
年払いのように、毎月は出ない支払いを1年分並べる書き方は、家計簿の特別費とは ― 1年分の項目と、積み立ての書き方で紹介しています。
サブスクの見直し方法 ― 3つの手順
サブスクの見直しは、一覧を作り、使った場面を書き、続けるかを1つずつ決める、という3つの手順で進めます。
手順1は、サブスクの一覧を作ることです。カードと口座の明細を見て、月額の払いを1つずつ拾い出します。年払いのものは、払う月にしか明細に出ないので、覚えている分を書き足します。App Store を通して払っているものは、iPhone の「設定」から、まとめて見られます。
一覧には、名前・周期・払う日・払い方の4つを、1行に並べます。額は、明細のとおりに書き写します。
手順2は、それぞれの行に、最近使った場面を1つ書き添えることです。「通勤の電車で聞いた」「週末に見た」のように、短く書きます。すぐに思い出せない行は、何も書かずに空けておきます。
手順3は、行ごとに、続けるか、止めるかを決めることです。場面が書けた行は、そのまま続けます。空いた行は、次の払いの日までに、もう一度使ってみるか、止めるかを選びます。止め方は、申し込んだ先の案内に従います。
止めると決めた行は、一覧から消さずに、止めた月を書いて残します。次に同じものを申し込むか迷ったとき、前に使っていた時期を見返せます。
見直しは、払いを減らすための作業というより、払っているものを、自分で選び直す作業です。続けると決めた行は、次の見直しまで、気にせずに使えます。
見直す日は、給料日に決めておく
サブスクを見直す日は、給料日に作る期間の初めにして、月に1回と決めておきます。
給料日は、手取りから固定費を先に引く日です。サブスクの一覧も、その日に一緒に開くと、新しく増えた行に気づけます。固定費を給料日に先に引く流れは、新社会人の家計簿のつけ方 ― 一人暮らしの固定費を、手取りから先に引くで紹介しています。
年払いのものは、更新の月の1つ前の期間に、その行に印を付けておきます。更新の前に、続けるかを決める時間が取れます。試せる期間が終わる日も、その日が入る期間の初めに、同じように確かめます。
見直した日は、一覧のいちばん上に、日付を1行書いておきます。次の見直しのとき、前回から増えた行が分かります。
年払いが期間の終わりに来ると、給料日前に、口座の残りが少なく見えることがあります。そのときの見方は、給料日前にお金がないのはなぜ? ― 一人暮らしの家計簿で、残りを見る3つの手順にまとめています。
アルニ家計簿アプリでのサブスク
アルニの家計簿アプリは、App Store で公開しています。ここで書くのは、この記事のサブスクについて、アプリで用意していることです。
- 手取りから、家賃・スマホ・サブスクなどの固定費と取り分けを先に引き、次の給料日まで使える残りを「余白」として見せます。
- 固定費の周期は、毎月・隔月・3か月・半年・毎年・毎週・2週ごとの7つから選べます。年払いの固定費を、毎期間にならして取り分けることもできます。
- 引き落としの前日と、新しい期間の始まりに、通知を受け取れます(どちらも既定はオフ)。
- 期間のふり返りカードから、固定費の見直しへ、そのまま進めます。
- 購入なしで、固定費(引き落とし)を10件まで入れられます。
- 買い切りの「牧場をひろげる」では、固定費を一件ずつ「1年で 約 いくら」で並べて見られます。「牧場をひろげる」は、サブスクではありません。
サブスクを固定費として先に引き、残りを見ながら、続けるものを選んでいく、という考え方です。
よくある質問
サブスクは、家計簿では何費になりますか?
固定費です。「サブスク」という項目を1つ作り、契約ごとに1行ずつ並べると、全部でいくつあるかを1か所で見られます。
年払いのサブスクは、家計簿にどう書けばいいですか?
払った月に1回で書く形か、月ごとに分けて書く形の、どちらかを選びます。選んだ形を行の横に添えておくと、次の年も同じように書けます。
サブスクの見直しは、どんな方法でしますか?
サブスクの一覧を作り、行ごとに最近使った場面を書き添えて、続けるか止めるかを1つずつ決めます。見直す日を給料日に作る期間の初めにしておくと、新しく増えた行に気づけます。
まとめ
要点は3つです。1つ目は、サブスクは家計簿の固定費の側に、「サブスク」の項目を1つ作って置くこと。2つ目は、月払い・年払い・カード払いで書き方を決め、行の横に添えておくこと。3つ目は、一覧を作り、使った場面を書き、続けるかを決める見直しを、給料日に合わせて月に1回行うことです。